韓国で新型肺炎陽性が急増する裏に技術向上 ドライブスルー検査も

 【ソウル=桜井紀雄】韓国で新型コロナウイルスの感染者が急増した背景には、検査環境の整備で検査総数自体が大幅に増えたことも指摘される。陽性判定の急増は医療技術の高さも意味するが、海外では「韓国イコール危険」との印象も持たれかねず、ジレンマを抱えている。

 韓国疾病管理本部によると、26日午後現在、5万3000人以上が感染の有無を調べる検査を受け、3万人以上が陰性と判定され、2万人余りが結果待ちだ。