ディズニー映画「ムーラン」に抗議や非難 人権弾圧のウイグル自治区で撮影 

 【ワシントン=黒瀬悦成】中国の民話を題材にした米ディズニーの新作実写映画「ムーラン」について、一部シーンの撮影が中国当局によるイスラム教徒少数民族の弾圧が横行する中国・新疆(しんきょう)ウイグル自治区で行われていたことが8日までに分かった。香港の民主活動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏はツイッターに「ディズニーは中国政府に叩頭(頭を地面につけてひれ伏すこと)している」と書き込み、映画のボイコットを呼びかけるなど、世界各地で抗議や非難の声が上がっている。