「仕事せず欧州視察」 日本維新が衆院憲法審で主要野党を追及

衆院憲法審査会に臨む与野党の議員ら=14日午前、国会・衆院第18委員室(春名中撮影)
衆院憲法審査会に臨む与野党の議員ら=14日午前、国会・衆院第18委員室(春名中撮影)

 日本維新の会は14日の衆院憲法審査会で、改憲論議に後ろ向きな主要野党の政治姿勢を追及した。2年近くも憲法審の実質的な議論を避けながら、多額の税金が投入された9月の欧州視察に参加した経緯を批判し、立憲民主党には、活発な議論を呼びかけた山尾志桜里氏と党の方針との整合性をただした。

 維新の質疑は改憲政党としての存在感を示す狙いがあったが、立民内の足並みの乱れが露見するなど、一定の効果はあったようだ。

 「仕事をしていないのに海外視察へ行くことに、国民から多くの怒りの声が届いている」