耳目の門

石井聡(10)炎上と世論 意見の言いっ放しは無益だ

 「FLAMING」「IN HOT WATER」などと呼ばれる炎上。すでに日本語でも本来の意味は伝わる。SNSなどを舞台にした炎上は日常的なものになった。

 もっとも、炎上した出来事を国民はどうとらえているだろうか。そこで生じた論争が有意なもので、現実の役に立つかどうかは即断できない。だから、新聞を含むオールド・メディアは炎上ネタをとりあえず取り上げてはみるものの、責任を持ってこれに評価を与えることには、正直なところ及び腰な面がある。