河村直哉の時事論

韓国輸出管理 歴史戦への準備は万全か

ソウルの日本大使館前で日本製品の不買運動をする韓国の高校生ら =26日(共同)
ソウルの日本大使館前で日本製品の不買運動をする韓国の高校生ら =26日(共同)

 韓国に対する輸出管理についての欧米の報道を見ていると、懸念を覚える点がある。朝鮮半島出身労働者の問題とからめて書いているものを見かけるが、その際、「強制労働=forced labo(u)r」という言葉が自明のように使われていることである。

危うい「強制労働」独り歩き

 19日、ソウルの日本大使館が入ったビルの前で男性が自分に火をつけ亡くなった。米紙ニューヨーク・タイムズは輸出管理の厳格化以降、日韓関係が悪化しているとし、韓国の最高裁判所が「植民期間の強制労働の犠牲者」への賠償を命じた判決を出した後に日本が輸出管理を課した、と記した。