言葉のひと解き

体育とスポーツ 「知・徳・体」育むために 清湖口敏

国民体育大会(国体)は、毎年開催されている国内最大規模のスポーツ大会。写真は開催中の茨城国体の総合開会式=9月28日、茨城県の笠松運動公園(宮崎瑞穂撮影)
国民体育大会(国体)は、毎年開催されている国内最大規模のスポーツ大会。写真は開催中の茨城国体の総合開会式=9月28日、茨城県の笠松運動公園(宮崎瑞穂撮影)

 昭和41年の祝日法改正によって制定された「体育の日」は、東京オリンピック・パラリンピックが開かれる来年から名称を「スポーツの日」と改め、来年に限って日付も五輪開会式の7月24日に移動する。

 日本体育協会が日本スポーツ協会と名を改めたのは昨年4月だったが、大学や短大の学部名、カリキュラム名から「体育」の文字が消え、「スポーツ」を使う例が目立って増えだしたのは20年以上も前のことである。「体育の日」を「県民スポーツの日」などと銘打って行事を催す自治体もあり、体育からスポーツへの改称はもはや時代の要請といえるのかもしれない。確かに体育というと学校教育に限定される印象が強く、幼児から高齢者まで幅広く運動を楽しむ生涯スポーツの意義に鑑みても、「体育の日」を「スポーツの日」に改めることに異を挟む余地は全く見当たらない。

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