石平のChina Watch

「敵前逃亡」で権威失墜の習主席

新型肺炎の状況を視察するため中国・武漢入りした李克強首相(中央)。中国の短文投稿サイト「微博」の中国政府公式アカウントに投稿された(共同)
新型肺炎の状況を視察するため中国・武漢入りした李克強首相(中央)。中国の短文投稿サイト「微博」の中国政府公式アカウントに投稿された(共同)

 先月28日、中国の習近平国家主席は北京で世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長と会談した。

 当日の中央テレビ局ニュース番組は当然、それをトップニュースとして放送したが、習主席は会談の冒頭、問題となっている新型コロナウイルスの拡散について、「中国人民が(拡散阻止のための)厳粛な戦いを展開している」と述べ、「私は終始、自ら指揮をとり、自ら手配を行っている」とも語った。

 多くの中国国民はこのセリフを聞いたとき、大きな違和感を覚えたであろう。

有料会員向け記事こちらは有料会員記事です (会員サービスについて)

産経ニュース会員(無料)に登録している方は、ログイン後に有料会員登録を行ってください