石平のChina Watch

新型肺炎がもたらす経済危機

中国・上海で行われた消毒作業。全土への感染拡大が懸念される=今月12日(ロイター)
中国・上海で行われた消毒作業。全土への感染拡大が懸念される=今月12日(ロイター)

 今月12日、中国共産党政治局常務委員会は習近平総書記の主宰で会議を開いた。「新型肺炎疫情分析と対策強化の研究」がテーマである。

 人民日報掲載の公式発表を読んでいると、会議の前半は新型肺炎拡散の現状分析や今後の対策についての検討・指示が内容だが、後半になるとどういうわけか、経済問題が主題となっている。

 その中で常務委員会は、企業の生産再開の必要性を訴えたり、「雇用の安定」の重要性を強調したりした。一方、中央政府と各地方政府に対して「内需の拡大」と「外需の安定化」を積極的に図るよう号令をかけ、貿易に対する融資の拡大や外資投資の環境改善についても指示を出した。

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