日本の論点

新潟 人口流出、地方創生の妙薬は 食をメディアに若者動かせ

カフェ「TREE」の店内。古さの中に新しさを感じる空間だ=3月29日、新潟県三条市(池田証志撮影)
カフェ「TREE」の店内。古さの中に新しさを感じる空間だ=3月29日、新潟県三条市(池田証志撮影)

 新潟県の人口流出が止まらない。総務省の調査によると、昨年、県内の日本国籍者の「転出超過」は8162人で全国最多だった。県内より県外の方が住む価値があると感じた結果、と言っていい。転出超過は平成8年から24年間続く。県人口は9年の249万人をピークに下降、令和元年は222万人だった。県の推計では27年には170万人を切る。

 人口流出の原因はさまざまだが、よく言われるのは新潟県が生んだ田中角栄元首相が唱えた「日本列島改造論」説だ。新潟と東京をつなぐ関越自動車道と上越新幹線が開通し、東京へのアクセスがよくなったことが仇(あだ)になったというのだ。

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