加藤達也の虎穴に入らずんば

コロナ長期化は北エリートの正恩氏憎悪への導火線?

3月21日、戦術誘導兵器の模範射撃を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
3月21日、戦術誘導兵器の模範射撃を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

 中国・武漢発の新型コロナウイルスの感染拡大を世界が警戒するなかで、ここのところ北朝鮮への関心が低い。日本海に短距離弾道ミサイルを撃ち込んで存在感を示そうとしているのだが、すでに世界で7万人近い死者を出してなお終息が見通せない新型コロナとミサイルの試し打ちでは、スケールが違いすぎる。

 危機を演出して注目を集め、その局面を利益に転換するビジネスモデルが通用しなくなった北朝鮮は、体制がいつ、どうなってもおかしくない状況にあるという指摘が多い。特に今年は金正恩(キム・ジョンウン)氏が2016年5月の党大会で示した「国家経済発展5カ年戦略」の最終年だが、「発展」どころか先行き真っ暗である。

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