日本の論点

神奈川 団地再生で始まる地域活性 部屋のリノベに住民魅せられ

二宮団地で行われている入居希望者向けの視察ツアー(神奈川県住宅供給公社提供)
二宮団地で行われている入居希望者向けの視察ツアー(神奈川県住宅供給公社提供)

 「少子高齢化社会での地域再生を先取りする試み」。その期待を背に関心を集めている住宅事業がある。神奈川県住宅供給公社が進める「二宮団地再編プロジェクト」だ。1月に東京都内のセミナーで紹介され、その魅力が参加者の心をとらえた。

 日本社会は人口減という大きな課題に直面し、空き家が増えるという事態に遭遇している。高度成長期に建設された団地で目立つ空き部屋も事情は同じだ。そこで、団地生活を大改革し、この問題に正面から切り込もうと同公社が動き出した。

 神奈川県西部の相模湾に面する二宮町。ミカンやオリーブが特産という小さい町に、その団地はある。東京からJR東海道線で約1時間、二宮駅から北へバスで10分ほど走ると、そこは昭和40年代に開発されたニュータウン。

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