コロナ 知は語る

露外交評論家フョードル・ルキヤノフ氏 「西側が支配」過去のものに

雑誌「世界政治におけるロシア」編集長で、ロシアを代表する外交評論家のフョードル・ルキヤノフ氏(同氏提供)
雑誌「世界政治におけるロシア」編集長で、ロシアを代表する外交評論家のフョードル・ルキヤノフ氏(同氏提供)

■米中対立激化 中露関係は今後も変わらず 

 新型コロナウイルス禍で米国と対立を深める中国と共闘関係にあるのがロシアだ。同国を代表する外交評論家、フョードル・ルキヤノフ氏は米中が過去の東西冷戦のような緊張関係になると展望した上で、自由主義的な「西側モデル」が世界を支配するとの「イデオロギー」は終わりを迎えたと語る。

自己中心化 顕著に

 --新型コロナ禍は国際情勢にどう影響する

 「最も重要な傾向をいくつか指摘したい。新型コロナは世界に新たな潮流を生んだのではない。すでに始まっていた潮流、つまりグローバル化という自由主義的なモデルからの脱却や、各国の協力低下を加速させるのだ。各国の『自己中心化』は一層顕著になった。これが今後、どのような形になるのか見通すのは現時点で困難で、経済停滞の深刻度と期間により変わる」

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