日本の論点

香川 海底ごみ回収、漁業者の熱意

 7月から小売店でプラスチック製レジ袋が有料化されたが、その大きな目的は海に流れ出るプラスチックごみの削減だ。ただ、すでに海の底に沈んでしまったごみの回収は難しい。

 瀬戸内海に面した香川県は、海底堆積ごみの回収・処理でユニークな「香川県方式」を確立した先進県だ。

 香川県方式とは、漁業者と自治体が連携して海底堆積ごみを回収する取り組み。漁師が底引き網漁でかかったごみをボランティアで港に持ち帰り、漁港のある自治体がごみを運搬、処理する。費用は内陸部を含むすべての市町と県が負担する-という仕組みだ。漁場をきれいにしたいと願う漁業者側からの働きかけもあり実現。すでに開始から8年目を迎えた。