石平のChina Watch

習政権「権力闘争」激化の予感

香港の米総領事館前で米国旗を掲げ、警察官に囲まれる女性 =今年7月(AP)
香港の米総領事館前で米国旗を掲げ、警察官に囲まれる女性 =今年7月(AP)

 先月26日、中国の習近平国家主席は人民大会堂で開かれた「警察部隊授旗式典」において、公安部長らの公安トップに中国警察の「警旗」を授けた。

 その日は中国警察の記念日でもなければ何の特別な日でもない。それにもかかわらずどうしてこのような「授旗式典」が開かれたのか。おそらく習主席は何らかの特別なメッセージを伝えるために日を選ばずして式典を催した、と考えるべきであろう。

 式典に臨んだ習主席の訓示を丹念に読めば、そこに出てくるのはやはり「党へ忠誠」というキーワードだ。「警察部隊は党の意思を自らの意思とし、党中央の命令に服従し、党中央に絶対的な忠誠を保たなければならない」と彼が強調しているのである。

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