日本の論点

福島 存続へ知恵を 過疎地の給油所

 福島県の西部、奥会津地方にある三島町は、JR只見線の鉄橋を渡る列車の撮影スポットで知られる風光明媚(めいび)な観光地。人口約1500人、高齢化率(人口に対する65歳以上の割合)50%超の町で今年5月、唯一のガソリンスタンド(給油所)が営業を終えた。経営する高齢男性の健康問題が理由だった。

 冬は積雪が2メートル近くにもなる豪雪地帯。給油所は暖房用の灯油供給に欠かせないが、廃業によって町中心部から一番近いのは約12キロ離れた柳津(やないづ)町の給油所となった。廃業した給油所の近くに住む無職男性(61)は「40年以上灯油を配達してもらっていた。冬場、1人暮らしの高齢者には大問題だ」と話す。

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