あめりかノート

古森義久 日本学術会議にGHQの影

日本学術会議の建物=東京都港区
日本学術会議の建物=東京都港区

 日本学術会議をめぐる論議に関心を向けていたら、日本国憲法を起草したチャールズ・ケーディス氏の言葉を思い出した。おかしな連想かもしれないが、両者が奇妙に重なり合うのだ。

 ケーディス氏といえば、日本を占領した米軍主体の連合国軍総司令部(GHQ)幹部の米陸軍大佐であり、日本国憲法の草案作成の実務責任者となった法律家だった。私は1980年代、ニューヨークで同氏に長時間、インタビューして日本国憲法作りの実情を詳しく聞いた。