あめりかノート

米国揺るがす不吉な兆候

米ペンシルベニア州で、バイデン前副大統領の息子ハンター氏の写真を掲げるトランプ大統領の支持者=10月20日(ロイター=共同)
米ペンシルベニア州で、バイデン前副大統領の息子ハンター氏の写真を掲げるトランプ大統領の支持者=10月20日(ロイター=共同)

 大混乱や大接戦を続けた米国大統領選挙では一つの重大な情報が強烈な波紋を広げながら、すぐに姿を消し、また大きな影を広げる、という奇妙な展開があった。

 この激戦の勝者と目される民主党候補ジョセフ・バイデン前副大統領の次男、ハンター氏にからむ不正疑惑である。同氏が副大統領の父親の影響力を利用して中国やウクライナの問題の企業や人物と手を組み、巨額の報酬を不当に得ていたとされる疑惑が共和党側から提起されたのだ。