解読

難局だからこそ「改憲」の意義 「国の基」議論尽くす好機だ 特別記者・石井聡

 18日に召集される通常国会は、憲法改正手続きのための国民投票法改正の行方も焦点となる。安倍晋三前首相は改憲をライフワークに掲げた。「挑戦したい」と口にする菅義偉首相は、具体的にどう取り組むのだろう。国の指導者として、新型コロナウイルスとの戦いが加わった内外の危機を乗り切り、日本の平和と繁栄を維持しなければならない。この難局にあたり「国の基(もとい)」を国民とともに考えることに着手してほしい。

 バイデン氏を選出した米大統領選は、激しい戦いを通じて米国内の鋭い対立構造を展観した。その一部は太平洋を越えて投票権を持たない日本にも投射され、超大国の揺らぎと民主主義の危機が伝わってきている。