日本の論点

滋賀 「飛び出し人形」発祥の地は今

 地方の道路脇などを歩くと、今にも車道に飛び出してきそうな子供の絵を描いた看板が目に入る。これは「飛び出し人形」と呼ばれ、ドライバーに交通安全を呼びかけるため約50年前に滋賀県から広まった。

 交通戦争さなかの昭和48年、八日市市(現・東近江市)社会福祉協議会が「子供を交通事故から守るために」と地元の看板製作業者「久田工芸」に発注したのが最初。同社協の真弓洋一さん(54)によると、「横断旗を設置したかったが、旗を入れる箱の値段が高く、代わりに飛び出し人形を置いた」というのがきっかけだったという。