日本の論点

千葉 再エネ「洋上風力」の落とし穴

 政府は2050(令和32)年の脱炭素社会に向けた「グリーン成長戦略」を掲げている。カギを握るのが再生可能エネルギー(再エネ)で、洋上風力発電が切り札とされる。40年の発電能力を原子力発電45基分の規模に相当する最大4500万キロワットまでの引き上げを目指す。

 風況の良い千葉・銚子市沖は、秋田県沖、長崎・五島市沖とともに政府が優先的に洋上風力の整備を進める促進区域に指定された。銚子市によると、想定出力量は37万キロワット程度で直径約170メートル、高さ約200メートルの風車40基前後が立ち並ぶとみられる。早ければ6年後に運転開始で現在、事業者を公募中だ。