矢板明夫の中国点描

「香港の司法は死んだ」「獄中で戦い続ける」その悲痛な決意

1日、香港の裁判所で、有罪判決後に法廷を出て、政府への抗議を示すジェスチャーをする民主派団体「香港市民愛国民主運動支援連合会」の李卓人主席(右)(共同)
1日、香港の裁判所で、有罪判決後に法廷を出て、政府への抗議を示すジェスチャーをする民主派団体「香港市民愛国民主運動支援連合会」の李卓人主席(右)(共同)

 香港の西九竜裁判所で7日、無許可集会参加の罪で起訴された香港民主派団体の代表で元立法会(議会)議員の李卓人氏らへの公判が開かれていたときのことだ。司法当局者が読み上げた起訴内容を聞き終えた李氏は突然、「罪は認めますが、私たちは何も悪いことはしていません。歴史が私たちの無実を証明するでしょう」と英語で述べた。

 この日の公判には李氏のほか、香港の大手紙、蘋果日報の創業者、黎智英(ジミー・ライ)氏、民主派政党の元主席、楊森氏が出廷。2019年8月に香港島中心部で無許可集会に参加したとの「罪状」を李氏が認めると、ほかの2人も同じ趣旨の発言をしたという。