日本の論点

北海道 今につながる「縄文」を後世へ

 縄文時代の祖先も鍋料理を食べていた。世界最古級の土器を作り、硬い食材も柔らかく煮て食べるようになったとされる。縄文をめぐっては「中国から稲作が伝わる前の野蛮な時代」という見方がいまだ根強いが、現代につながる技術や物流が生まれていた。

 その証拠が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産への登録の可否が今夏に審査される「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森・岩手・秋田の各県)だ。諮問機関による勧告は5月にも出される。