貿易戦争解決へ調整力に疑問符 焦点は米中首脳会談

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G20首脳会合を前に、アルゼンチンのマクリ大統領(右)の出迎えを受ける中国の習近平国家主席=30日、ブエノスアイレス(ロイター)

G20首脳会合を前に、アルゼンチンのマクリ大統領(右)の出迎えを受ける中国の習近平国家主席=30日、ブエノスアイレス(ロイター)

 【ブエノスアイレス=蕎麦谷里志】アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで30日開幕した20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の最大のテーマは、激化する米中貿易摩擦に解決の道筋を示せるかだ。もっとも、最近のG20は米国の保護主義に歯止めをかけられず、国際協調に向けた調整力に疑問符がついている。むしろ焦点となるのは、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が対峙(たいじ)する米中首脳会談だ。

 米中の貿易戦争は激化の一途をたどっている。米国は対中貿易赤字削減を目指し、今年7月以降、中国からの輸入品のほぼ半分となる2500億ドル(約28兆円)相当に対して順次追加関税を課してきた。中国も報復関税で対抗している。

 だが、世界の国内総生産(GDP)の4割を占める米中の貿易が縮小し、それぞれの景気が悪化すれば世界経済への影響ははかりしれない。

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