高論卓説

米中貿易戦争の余波 米の技術輸出規制は、日本に影響大 渡辺哲也氏 

3月29日、北京で撮影に応じる(左から)ライトハイザー米通商代表、中国の劉鶴副首相、ムニューシン米財務長官(AP)
3月29日、北京で撮影に応じる(左から)ライトハイザー米通商代表、中国の劉鶴副首相、ムニューシン米財務長官(AP)

 貿易摩擦をめぐる米中経済協議が行われている。これは米中間の貿易不均衡などを正すことを目的としたもので、大きく分けて一つは貿易赤字の解消、もう一つは中国の非市場主義的な制度を改革させ、知的財産権の保護や為替の最終的自由化、資金移動の自由を求める構造協議ということになる。

 それに対して、中国は全人代で「外商投資法」を成立させ、米国の要求に一定の譲歩をした形になっている。しかし、米国は協議に当たり、過去における中国の対応は非誠実で全く守られてこなかったとして、違反行為があれば、中国に対して一方的に制裁をかけることができる条項を設けることも要求している。これに中国は反発しており、最終合意できるかは不透明な状態である。

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