「正直、社会恨んだ」氷河期世代の就職支援本格化 個々に寄り添う能力開発

大阪市内で開かれた「就職氷河期世代」の支援セミナー。35~44歳の23人が参加した=5日午前、同市北区
大阪市内で開かれた「就職氷河期世代」の支援セミナー。35~44歳の23人が参加した=5日午前、同市北区

 バブル崩壊後の不況期に就職活動に臨み、正社員になれなかった人も多い「就職氷河期世代」に対する就労やキャリアアップの支援が本格化してきた。政府が6月に集中支援の方針を打ち出し、大阪労働局は常設の相談窓口を開設するなどして正規雇用の機会を探る取り組みを始めた。労働力不足になった業界などで氷河期世代の雇用に前向きな企業も出てきた。ただ、業務経験の乏しさが採用のネックになっており、能力開発を含めた対応が求められている。(林佳代子)

会計士資格でも非正規

 「正直、社会や政治を恨んだ時期がありました」

 5日に大阪労働局が大阪市内のハローワークで開いた氷河期世代の就労支援セミナーで、参加者の男性(38)は過去を振り返りながら視線を落とした。

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