ビジネス解読

東京と静岡の会社が提携 「利益度外視」信金・信組がメガバンクにできないマッチング 

昨年開催された「よい仕事おこしフェア」。信金初の地方創生組織「よい仕事おこしネットワーク」のきっかけとなった=2018年9月、東京・丸の内の東京国際フォーラム
昨年開催された「よい仕事おこしフェア」。信金初の地方創生組織「よい仕事おこしネットワーク」のきっかけとなった=2018年9月、東京・丸の内の東京国際フォーラム

 「地域密着」を金看板とする信用金庫や信用組合が、全国規模のネットワークを構築した。取引先の「売りたい」「買いたい」「組みたい」といったビジネスに関する要望を全国に発信し、地域の枠を超えてマッチングしたり、地方企業の東京進出を支援したりする。株主の短期的な利益が優先される株式会社の銀行と違い、地域のためなら「利益は後でよい」と考える相互扶助の精神が息づいている。

 東京都と神奈川県の一部を地盤とする城南信用金庫(東京都品川区)は昨年12月、全国135の信金のネットワーク「よい仕事おこしネットワーク」を立ち上げた。「毎日が商談会の状況。利益は後でよい。信金だからこそできる地方創生の手伝い」。運営を担う城南信金の川本恭治理事長はこう強調する。

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