和歌山の見果てぬ夢「紀淡連絡道路」そろり再始動

 和歌山県と兵庫県・淡路島の間に世界最大級のつり橋を含む全長約40キロの道路をつくる「紀淡連絡道路」構想が、静かに再始動している。もともと昭和40年に浮上、一時現実味を帯びたが、膨大な建設費が壁となり頓挫。しかし9月、和歌山地盤の衆院議員が国土交通省の政務官に就任。長年の悲願実現に向け、年明けにも有志約30人による議員連盟を設立するという。和歌山の“見果てぬ夢”は実現するか-。(前川康二)

 「東京一極集中が是正され、日本全体の発展に寄与する。国家百年の計として取り組むべきだ」。和歌山市を地盤とし、国交省政務官に就任した門博文・衆院議員(比例近畿)は産経新聞の取材に、構想実現に意欲をみせた。

 紀淡連絡道路について門氏は「交通の(複数ルートを確保する)多重性確保は防災面からも必要性が高まっている」と強調。平成29年の北陸新幹線ルート決定も踏まえ「次の新幹線の議論が活発化している今がチャンス」とし、鉄道併用橋にして大阪府から大分県まで結ぶ「四国新幹線」構想と合わせた実現を訴える。

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