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サムスン、中国でのスマホ生産撤退秒読み 今やシェア0・7%

サムスン電子の最新のスマートフォン「ギャラクシーフォールド」(ロイター)
サムスン電子の最新のスマートフォン「ギャラクシーフォールド」(ロイター)

 世界最大のスマートフォン市場の中国で、シェアが0%台と低迷が続く韓国サムスン電子。華為技術(ファーウェイ)など中国メーカーの台頭に加え、賃金増加によるコスト高も重なり、中国からのスマホ生産の撤退が秒読み段階に入った。中国向けがメインの工場だけに閉鎖は販売不振に拍車を掛ける。中国では存在感の一層の低下が避けられず、スマホ販売もやめる“完全撤退”も浮上しそうだ。

 サムスンが閉鎖するのは中国南部の広東省恵州市にあるスマホ工場で、複数の韓国メディアが報じた。閉鎖の時期は10月末とみられる。マネートゥデイ(電子版)によると、サムスン関係者は「恵州工場閉鎖は、グローバルでの供給体制の再配置に伴う措置」と説明。米通信社ブルームバーグは、需要低迷や労働コスト増加が決定に影響した可能性がある、と伝えた。