人手不足が景気を下押し 倒産件数増 完全雇用…副業やITで潜在力活用

人手不足が景気の下押し要因になっていることが改めて浮き彫りになった
人手不足が景気の下押し要因になっていることが改めて浮き彫りになった

 令和元年の倒産件数が11年ぶりに増加へ転じ、人手不足が景気の下押し要因になっていることが改めて浮き彫りになった。14日の株価は米中関係の改善期待から上昇したものの、日本経済は失業率2%台前半というほぼ完全雇用の状態にあり、人口減少で需要に見合う労働力を確保できない構造的課題に直面している。政府が進める外国人材の活用だけでなく、副業解禁による潜在的労働力の確保など総力戦が必要だ。

 宮城県名取市の自動車運送業「仙杜物流」は昨年12月2日、運転資金が不足する資金ショートを起こし、破産手続きを弁護士に一任した。大型トレーラーによる海上コンテナ輸送などに力を入れていたが、求人を頻繁に行ってもドライバーが集まらず、売り上げが伸び悩んだ末の倒産だった。

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