楽天出店者から思わぬ反発 競争激化に焦りと拙速さ

公取委に署名提出前、囲み取材に応じる楽天ユニオンの勝又勇輝代表(左端)ら=22日午前、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)
公取委に署名提出前、囲み取材に応じる楽天ユニオンの勝又勇輝代表(左端)ら=22日午前、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)

 楽天が通販サイト「楽天市場」の出店者から反発を招いたのは、自社の物流網が未整備な中、米アマゾン・コムをはじめとする競合に対抗しようとの焦りがあったためだ。生活にかかわるサービスを一手に引き受け利用者を囲い込む“経済圏”構想に、現実が追い付いていない拙速さがひずみを生んだ。楽天の通販事業は、出店者の利益と消費者の利便性との間で難しいかじ取りを迫られている。

 楽天市場はインターネット上に構築した仮想の商店街のような仕組みで、全国に散らばった個別の出店者が商品の価格を決め、在庫管理や発送を行う。競合のヤフーも同様で出店者がそれぞれ配送料を設定している。

有料会員向け記事こちらは有料会員記事です (会員サービスについて)

産経ニュース会員(無料)に登録している方は、ログイン後に有料会員登録を行ってください