論点スペシャル

春闘スタート、焦点は「賃上げ幅」か「総合的な処遇改善」か

(左から)第一生命経済研究所主席エコノミストの熊野英生氏、経団連の大橋徹二副会長、連合の神津里季生会長
(左から)第一生命経済研究所主席エコノミストの熊野英生氏、経団連の大橋徹二副会長、連合の神津里季生会長

 令和2年春闘がスタートした。労使は賃上げの維持では一致したが、具体的な賃上げ手法で意見の違いもある。春闘は今後、産業別や個別企業の交渉が本格化し、3月に大手の回答が集中するヤマ場を迎える。春闘の焦点について労使の代表と専門家に聞いた。

 ■「ジョブ型雇用は日本型雇用の良い面を失う」連合の神津里季生会長

 世の中全体でみれば、まだまだ働く人全てのふところが温かくなっているとはいえない。働く人全ての春闘にしていきたい。大企業と中小企業の格差は開く一方で、正規、非正規を問わず、雇用形態による労働条件や待遇の格差を解消していきたい。この20年間でゆがんでしまった分配構造の転換を図っていきたい。

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