「世界の工場」生産停止 中国からの輸入半減 米中分断への備え加速を

生産活動を再開した企業の工場で、マスクを着用して働く労働者=4日、中国陝西省(新華社=共同)
生産活動を再開した企業の工場で、マスクを着用して働く労働者=4日、中国陝西省(新華社=共同)

 新型コロナウイルスの感染拡大で「世界の工場」とされる中国の生産活動が停滞し、日本企業が大きな影響を受けている。財務省が18日発表した2月の貿易統計(速報、通関ベース)では、中国からの輸入は前年同月比47・1%減の6734億円とほぼ半減した。米中の覇権争いに伴う経済活動の分断に備えるためにも対中依存度の低減は喫緊の課題。政府はコロナショックを機に企業の生産拠点の分散化を加速する考えだ。

 2月の貿易統計では、電子部品や自動車部品などに加え、衣類や食料品といった幅広い品目で中国製の輸入が大幅に減少。対中輸入の下落幅は、中国政府の経済抑制策を背景にした昭和61(1986)年8月以来の大きさだ。

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