マスクないので作りました…素材はストレッチパンツや寝具、和紙

パレ・フタバがストレッチ生地を使ってデザインしたマスク
パレ・フタバがストレッチ生地を使ってデザインしたマスク

 転売が禁止されるなど深刻な不足が続くマスク。異業種が相次いで製造販売に参入している。衣料品の素材を転用したり、手作り用の材料を販売したり。いずれも洗って繰り返し使えるのが特長だ。医療衛生用品としての性能検査を受けたものではないが、「飛沫(ひまつ)防止のエチケットに」と需要は伸びているという。

 繊維製品の製造・卸売りなどを手がけるパレ・フタバ(大阪府吹田市)は、伸縮性のあるストレッチパンツの素材を使ったマスクを3月初めに発売した。立体的に裁断、縫製する技術を生かしてデザイン。顔の形にフィットするのが特長で「花粉の95%をカットできる」としている。