激しい対立、ときには「共闘」も 本庶佑氏、小野薬品の微妙な関係

 がんの免疫治療薬「オプジーボ」の特許使用料などをめぐる本庶(ほんじょ)佑(たすく)・京都大学特別教授と製造販売元の小野薬品工業の対立。泥沼化の様相を呈してきた両者の争いだが、米国で進行中の訴訟では「共闘」するなど微妙な関係だ。画期的な新薬の開発成功が、同志だった両者の関係を揺さぶり続けている。

 「(小野薬品は)研究にまったく貢献していない」。平成30年10月、ノーベル医学・生理学賞受賞決定を受けた本庶氏の記者会見。晴れの場での発言は、周囲を驚かせた。同社の相良(さがら)暁(ぎょう)社長はその後の産経新聞のインタビューで「会社の名誉のためにも、研究に貢献したことははっきり申し上げたい」と反論。特許取得や研究費用へのサポートを強調した。

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