「どうぶつの森」で香港民主化デモ? コロナ契機ゲーム新時代

世界的にヒットしているニンテンドースイッチ用ゲーム「あつまれ どうぶつの森」の画面(C)2020 Nintendo
世界的にヒットしているニンテンドースイッチ用ゲーム「あつまれ どうぶつの森」の画面(C)2020 Nintendo

 新型コロナウイルスの感染拡大により世界各国で外出規制が続いたことで、ゲームを取り巻く環境が大きく変わった。世界保健機関(WHO)が外出自粛のため自宅でのゲームプレーを推奨する中、ゲーム上ではファッションブランドや美術館とのコラボレーションに加え、香港の民主化運動まで展開。有名プロ選手が参加するスポーツゲームのオンライン大会も開催されるなど、仮想空間と現実世界の融合が進み、専門家は「新しい時代へ針が進んだ」と指摘している。(山本考志)

WHOが一転“お墨付き”

 「#PlayApartTogether」(離れていっしょに遊ぼう)

 3月11日に新型コロナの世界的大流行(パンデミック)を宣言したWHOが同29日、ゲーム関連事業者との共同キャンペーンでこのメッセージを表明した。

 世界中の人々に外出自粛を促すため自宅でのゲームプレーを推奨しており、ゲームアプリなどでは連動企画も開催された。WHOは2019年にゲーム依存を疾病として認定するなどゲームに対して否定的な姿勢だったこともあり、共同キャンペーンは衝撃をもって受け止められた。

 ちょうどこの時期に爆発的にヒットしたのが、任天堂が3月に発売した「ニンテンドースイッチ」用のゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」(あつ森)だ。発売から6週間でダウンロード販売も含めて世界で1340万本超を売り上げるという驚異的な滑り出しを見せた。

有料会員向け記事こちらは有料会員記事です (会員サービスについて)

産経ニュース会員(無料)に登録している方は、ログイン後に有料会員登録を行ってください