経済インサイド

楽天の携帯事業でトラブル相次ぐ 三木谷氏の野望、現実と隔たり

携帯の料金プランを発表する楽天の三木谷浩史会長兼社長(同社提供)
携帯の料金プランを発表する楽天の三木谷浩史会長兼社長(同社提供)

 楽天が4月に本格参入した携帯電話事業でトラブルが相次いでいる。第5世代(5G)移動システムを使ったサービスの開始時期を延期したのに続き、独自に開発したスマートフォンの周波数を無断で変更したことが判明。総務省から行政処分を受ける公算が大きい。三木谷浩史会長兼社長は、世界の通信業界でサービスを行う「プラットフォーマー」になる野望を抱くが、国内の足場固めもおぼつかず、理想と現実の隔たりに直面している。

 「日本品質のプラットフォームを世界の新たなスタンダードにしたい」

 三木谷氏は6月3日、NECの新野隆社長らとともに臨んだ5Gシステムの共同開発の会見で高らかに語った。楽天は携帯事業でクラウドを使った「仮想化」と呼ぶ技術を世界で初めて通信網に全面採用しており、来年からこのシステムを海外の通信会社などに売り込んでいく方針を打ち出した。

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