楽天が周波数無断変更を報告 総務省は処分検討

楽天が独自に開発したスマートフォン「楽天ミニ」=(楽天モバイル提供)
楽天が独自に開発したスマートフォン「楽天ミニ」=(楽天モバイル提供)

 楽天は26日、独自に開発したスマートフォン「楽天ミニ」の周波数を無断で変更していた問題で、総務省に詳しい経緯などを報告した。正式な手続きを踏まずに変更したことを認め、対策を講じる。総務省は内容を精査した上で、電波法に基づいた行政処分を検討する。

 楽天ミニをめぐっては、5月上旬以降に製造した端末で、国内大手3社などが使う「バンド1」と呼ぶ周波数を削除する一方、欧米で使われる「バンド4」の周波数が利用できるように追加する変更が行われた。

 バンド4の追加は「海外でのローミングの利便性を高めるのが狙い」(担当者)だが、端末が対応できるバンドの数に限りがあることからバンド1を削除してつじつまを合わせた格好だ。

 問題は正式な手続きを経ずに変更した点だ。端末は通信の品質を確保するため製品化の際に認証機関から認証の取得を義務付けられている。設計を変更する場合は再申請が必要だが、楽天はこれを怠っていた。

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