二千円札がキャッシュレス決済浸透で“消滅”危機 誕生から20年 

すっかり見かけなくなった2千円札
すっかり見かけなくなった2千円札

 二千円札が19日、誕生から20年を迎える。西暦2000(平成12)年の節目を記念して、九州・沖縄サミットの開催に合わせて華々しくお目見えしたが、近年はすっかり見かけなくなった。令和6年度に予定される紙幣刷新の対象からも外れた。新型コロナウイルスの感染拡大で、キャッシュレス決済の利用が急速に広がる中、二千円札は“消滅”の危機を迎えている。

 日本銀行那覇支店によると、今年6月末時点の二千円札の全国発行高(市中に出回る紙幣の量)は9700万枚。平成16年8月にピークの5億1300万枚を記録して以降は徐々に減り、ここ数年は1億枚を切る水準で推移している。

 二千円札は表に首里城の守礼門が描かれていることもあり、沖縄県では親しまれている存在だ。全国発行高が減ったのとは対照的に、県内発行高は徐々に拡大し、最近は700万枚前後で推移している。

 それでも、琉球銀行の関係者は「ATM(現金自動預払機)で引き出さない限り、お釣りなどで受け取る機会はあまりない」と語る。

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