ビジネス解読

打倒サムスンへ 中国と組む“日の丸ディスプレー”の賭け

韓国の国旗とサムスンの社旗(AP)
韓国の国旗とサムスンの社旗(AP)

 コロナ禍で世界的に投資活動が鈍る中、中国企業が、ソニーとパナソニックの技術を結集したディスプレーパネル会社JOLED(ジェイオーレッド)への資本参加を決めた。政府系ファンドも出資する“日の丸ディスプレー会社”があえて今、中国企業の資本を受け入れた背景からは、先行する韓国サムスン電子の牙城を崩すラストチャンスとの思いが透ける。

 JOLEDは、経済産業省が主導し、ソニーとパナソニックの有機EL開発部門を統合して平成27年に設立された。同社には官民ファンドのINCJ(旧産業革新機構)はじめ、デンソー、豊田通商、住友化学なども出資。「印刷方式」と呼ぶ低コストの独自製造技術を武器に、スマートフォンの画面などディスプレーの今後の主流と期待される有機ELパネルの事業拡大に取り組んでいる。

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