日曜経済講座

回復鈍い中国の消費 リベンジは消費よりも貯金の庶民 中国総局・三塚聖平

マスク姿の人々が行き交う北京市内の商業施設=7月16日(AP)
マスク姿の人々が行き交う北京市内の商業施設=7月16日(AP)

 7月16日、中国国家統計局が発表した2020年4~6月期の実質国内総生産(GDP)は前年同期比3・2%増だった。新型コロナウイルス直撃で1~3月期は6・8%減と四半期ベースで初のマイナスだったが、2四半期ぶりにプラスに転じた。市場予測を上回る回復を見せたといえる。

 しかし勢いの弱さが指摘された数字がある。消費だ。

 1~6月の消費動向を示す小売売上高は11・4%減だった。工業生産の1・3%減や、企業の設備投資を含む固定資産投資の3・1%減と比べて、下げ幅の大きさが目立つ。生産や投資は政府主導で後押しすることができるが、消費の活性化には至っていないようだ。特に外食の落ち込みは深刻で、1~6月の飲食収入は3割減と大幅な悪化が続いている。

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