キオクシア上場承認 日の丸半導体復権なるか 韓国勢などの壁

岩手県北上市のキオクシアグループの工場(同社提供)
岩手県北上市のキオクシアグループの工場(同社提供)

 東京証券取引所は27日、大手半導体メーカーのキオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)の新規上場を承認した。東芝の半導体部門から出発したキオクシアは、衰退する日本勢にあって数少ない勝ち組であり続けてきた。上場後の同社が成長の道筋を示せば、日の丸半導体の復権にも弾みがつく。だが同社の目の前には、資金力で上回る韓国勢などが立ちはだかる。半導体市場の寡占化が進む中、生き残りに向けた競争がこれまで以上に激しくなるのは必至だ。

 日本の半導体は1980~90年代に世界を席巻したものの、その後は衰退。意思決定が遅く、大胆な投資に踏み切れない日本勢は、韓国勢や台湾勢の安値攻勢に押され、一社ずつ市場から退出していった。昨年11月にも、パナソニックが半導体市場から撤退すると決めたばかりだ。

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