日曜経済講座

米加州で「電力危機」再来 再エネ拡大で安定供給に課題も 論説委員・井伊重之

 米カリフォルニア州で電力危機が再来している。記録的な猛暑で大規模な山火事が相次いで発生する中で、エアコン向けに電力需要も急増しており、8月中旬には供給余力が急速に低下したことで一部地域で計画停電に踏み切った。

 同州は米国内でも環境先進地域として知られ、太陽光や風力など再生可能エネルギーが電源全体に占める比率は4割を超えている。だが、再生エネの急速な普及に伴い、安定電源である原子力や火力発電所が相次いで閉鎖されて急激な電力需要の増加に対応できなくなり、強制的な停電に追い込まれた。

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