日曜経済講座

水素供給網確立へ 海外の再エネ活用を フジサンケイビジネスアイ編集長・高橋俊一

AHEADの実証でブルネイから運んだMCHを貯蔵タンクに移し替えている様子=川崎市川崎区
AHEADの実証でブルネイから運んだMCHを貯蔵タンクに移し替えている様子=川崎市川崎区

 海外の再生可能エネルギーを日本のエネルギー安全保障に生かす-。こんなことを書くと、読者の皆さんは違和感を覚えるだろうか。太陽光発電や風力発電に代表される再エネは、発電したエリアで消費する“地産地消”のエネルギーのはず。だが、海外再エネの活用は決して絵空事ではない。海外再エネを使って生成した水素は、日本にとって欠かせないエネルギー資源となる可能性があるのだ。

 JR川崎駅から車で約20分。川崎市の臨海エリアで、その技術は実証が行われていた。主体は千代田化工建設、三菱商事、三井物産、日本郵船の4社が設立した「次世代水素エネルギーチェーン技術研究組合」(AHEAD)。ここでは東亜石油の製油所内に設置されている火力発電設備に、東南アジアのブルネイからの輸入水素を供給、燃料の一部として利用している。

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