日曜経済講座

激化する米中のデジタル対立 TikTokは序の口なのか? 中部大特任教授・細川昌彦

ティックトックの広告が出された北京市内のバス停。中国のIT大手は利用者に関する膨大なデータを収集している(ロイター)
ティックトックの広告が出された北京市内のバス停。中国のIT大手は利用者に関する膨大なデータを収集している(ロイター)

 米国の中国企業排除はとうとうアプリにまで及んだ。トランプ米大統領は8月6日、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)に米国事業の分離、売却ないしは取引禁止を命じた。米国民の個人データが収集されることによる安全保障上のリスクが理由だ。

 これに対して中国政府が技術輸出の規制を強化し、ティックトックをめぐる交渉は不透明になった。ティックトックが持つ技術の流出防止が目的とされるが、米国への揺さぶりだろう。

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