経済インサイド

死去のサムスン会長、日本で学び苛烈指導 晩年は不正資金疑惑で辞任

2011年7月、平昌冬季五輪の誘致活動で訪れた南アフリカ・ダーバンで取材に応じるサムスン電子の李健煕会長(聯合=共同)
2011年7月、平昌冬季五輪の誘致活動で訪れた南アフリカ・ダーバンで取材に応じるサムスン電子の李健煕会長(聯合=共同)

 韓国最大の財閥、サムスングループを率いた李健煕(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長が、10月25日に78歳で死去した。健煕氏は、強力なリーダーシップと先見性で中核企業のサムスン電子を世界有数のIT企業に育成。一方、その人生には政界との癒着や同族経営といった「影」の部分もつきまとった。カリスマ経営者のレガシー(遺産)は、死後もサムスンの経営にさまざまな形で影響を及ぼしそうだ。

 健煕氏は、サムスン財閥の創業者である李秉●(=吉を2つヨコに並べる)(ビョンチョル)氏の三男として1942年に生まれた。87年に秉●(=吉を2つヨコに並べる)氏が死去すると、後継者としてグループ会長に就任。急性心筋梗塞で意識不明となった2014年まで、約27年間にわたりグループを率いた。