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携帯料下げキーマンは側近財務官僚 元号選定で「令和おじさん」支える 

公正取引委員会の古谷一之委員長
公正取引委員会の古谷一之委員長

 菅義偉(すが・よしひで)首相が意欲を示す携帯電話料金の値下げと地方銀行の再編。その両方のキーマンとなりそうなのが新政権の発足とともに公正取引委員会の委員長に就いた古谷(ふるや)一之氏だ。菅氏の官房長官時代に長く内政担当の内閣官房副長官補を務め、菅氏の名を一躍全国区に押し上げた令和改元では新元号の選定作業の実務を担った。菅氏が掲げる規制改革に「市場の番人」として積極的に関与していく考えを示しており、その手腕に注目が集まっている。

電話料金下げに「貢献」

 「競争原理を確保し、携帯電話料金の値下げが実現できれば良い。政府全体の議論の中で貢献できればと思う」