令和3年度予算案

慢心は最大の敵…借金頼みの予算編成いつまで 大阪経済部長 藤原章裕

閣議に臨む(左から)茂木敏充外務相、菅義偉首相、麻生太郎副総理兼財務相=21日午前、首相官邸(春名中撮影)
閣議に臨む(左から)茂木敏充外務相、菅義偉首相、麻生太郎副総理兼財務相=21日午前、首相官邸(春名中撮影)

 新型コロナウイルス禍の中、令和3年度予算案は未曾有の規模に膨らんだ。多くの国民が塗炭の苦しみにあえぐ今、財政再建よりもコロナ禍を乗り切る非常時対策を重視するのは当然のことだ。ただ、一般会計の歳出総額は106兆円なのに対し、税収の見通しは57兆円とほぼ半分。不足分の大半の43兆円は借金に当たる国債の発行で賄うが、国債はいずれ利子をつけて債権者に返さなければならない。巨額の「借金頼み」の予算編成を未来永劫(えいごう)は続けられないことをそろそろ自覚すべきだ。