経済インサイド

成長軌道に乗れない巨艦パナソニック 変革の小さな波を大波に変えられるか

 札幌市豊平区にあるドラッグストア「サツドラ月寒西1条店」の店舗に足を踏み入れると、一般的な店とは少し違うことに気が付く。約1250平方メートルの売り場にいくつものカメラがつるされているのだ。カメラは商品棚の上などにも置かれ、トータル96台。これほど多くのカメラが設置されているのは来店客の動きを分析するためだ。(経済本部 黄金崎元)

来店客の行動を分析するパナソニックのAIカメラが設置されている「サツドラ月寒西1条店」(札幌市豊平区)
来店客の行動を分析するパナソニックのAIカメラが設置されている「サツドラ月寒西1条店」(札幌市豊平区)

高付加価値事業へ

 店舗を運営するサッポロドラッグストアー(サツドラ)は取引先のメーカーとカメラから得たデータを使い、商品棚のレイアウトの効果測定やマーケティング企画の参考にしている。現在は北海道内の複数の店舗にカメラが導入されている。