シャープのマスク定期便が好調 今や割高でも落ちない人気

シャープが定期販売する不織布マスクのパッケージ
シャープが定期販売する不織布マスクのパッケージ

 シャープが新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今年4月に発売したマスクの人気が続いている。12月からは抽選販売に加えて定期購入サービスの受け付けも始めたところ、通販サイトにアクセスが集中して受け付けを停止。再開まで3日を要した。定期購入の価格は毎月1箱30枚入り1650円(税込み・送料無料)で、流通量の増加から1枚当たり10円を切ることも珍しくなくなった使い捨てマスクとしては割高だ。それにもかかわらず高い人気を維持し続ける秘訣を探った。(山本考志)

アクセス殺到で停止

 「またかよ、というお叱りはひとまず私にお寄せください」

 シャープのツイッター公式アカウントは12月2日午前、同社の通販サイト「ココロストア」が接続しにくい状況になったことを受けこう投稿した。