日曜経済講座

脱炭素の「30年競争」 官民一体で世界リードを フジサンケイビジネスアイ編集長 高橋俊一

アンモニア混焼を計画しているJERAの碧南火力発電所=愛知県碧南市
アンモニア混焼を計画しているJERAの碧南火力発電所=愛知県碧南市

 物事を前に進めるには、トップが明確に方針を示す必要がある。そんなことを、このところ日々実感している。

 国内に広がる「脱炭素」の動きのことだ。菅義偉首相が、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量を2050(令和32)年に実質的にゼロにするという「カーボンニュートラル」の方針を表明してから2カ月あまり。政府や企業などから脱炭素に向けた情報が続々と発信されている。